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札幌の過去・未来

札幌市の誕生

札幌市は北海道の石狩平野の南西部に位置しており、大正11年(1922年)8月1日の市制施行以来、近隣町村との度重なる合併、編入により市域を拡大してきました。

1868年、明治維新のきっかけに蝦夷地の本格的な開拓が始まり、1874年には兵士に住居と未開地を与えて農業・軍事を担わせる「屯田兵制度」が採用されます。1890年には兵士だけでなく平民も屯田兵の対象に加えられ、屯田兵制度開始前に5万8千人であった北海道の人口は、およそ20年で42万7千人まで増加しました。

そして、北海道開拓の拠点として発展し続け、現在では人口190万人を超え(北海道の人口の約4割)、東京、横浜、大阪、名古屋に次いで全国5番目の人口規模となっています。

札幌の新幹線

新幹線東京などからの北海道へのアクセス手段としては飛行機や新幹線が挙げられます。しかし2020年現在は、新幹線は札幌まで開通していません。そのため、新函館北斗駅で在来線特急に乗り換える必要があります。2030年には北海道新幹線が札幌まで延伸予定であり、そうなれば所要時間も大幅に短縮されることになります。

寝台列車が運転されていた頃の札幌

寝台特急北斗星現在ではほぼ見られなくなってしまいましたが、過去には日本では寝台特急、いわゆるブルートレインがたくさん運転されていました。その中には東京や大阪から北海道まで運転される列車もありました。

東京の上野発着の「北斗星」や「カシオペア」、大阪発着の「トワイライトエクスプレス」などが有名でした。食堂車が連結されていたり、シャワー券を購入することで数分間列車内でシャワーを浴びたりすることができました。

新幹線の開業に伴ってそれらの列車は運転されなくなってしまいました。また、途中の路線がJRから第三セクターによる運営になったりするなどの変化も見られます。